そこら辺にいるジャニヲタです

概念が概念として誕生した話

 

 

随分前にFFが “推しの匂い” を創作で作ってくれる店に行ってて、ずっと気になってたんですけど、ついに、行きました。その店に。

そんなちょっとした備忘録のようなブログです。

 

 

結構前にTwitterで「推し香水」というものが流行ってたじゃないですか?推しのイメージを伝えたらその匂いをスタッフさんが作ってくれるみたいなやつ。冒頭にも書いた通りFFが作りに行ってて、興味はあったんですけど、行く機会が中々無く、、、。どうしようかな〜って思ってた時に、先月末が誕生日だった私、オタク以外の購買意欲がないので、母親に誕生日プレゼント何が欲しい?って聞かれても「ちょっと待ってて考える」って言ってました。そんな時にふと、推し香水を思い出して、

 

「あ、これにしよ」

 

って思ったのがきっかけです。

 

 

 

 

今回はFINCA 新宿店さんにお世話になりました。

FINCAさんは数ある香水を重ね付けの要領で推しの匂いに近づけるスタンスで、イメージを伝えて香水を重ね付けしながら自分が想像する匂いにしてくれます。

 

これ、まじです。まじでその匂いにしてくれる。ちょっと怖いレベルで。

 

また、肖像権等の観点から推しの名前を言ったり画像を見せながら作ってもらうことはできません。オタクの乏しい語彙力を汲み取って作ってくれます。

それと、予約せずに行っても一応大丈夫みたいなんですけど、空いてたらやってもらえるみたいなスタンスっぽいので、この日に行く!って決めたら事前に予約していった方がいいです。FINCAさんのHPに予約フォームがあるんですけど、わりと土日でも予約取りやすいかな〜って感じです。

私は普通に予約して行きました。

 

 

それでは、ここからは私の体験記として書いていきます。

 

事前にインタビューシートを書かなければいけなく、HPからダウンロードできるので事前にそれを書いて持ってくか、予約10分前に行って向こうで書くか選べます。

私は事前に書いてたんですけど、持ってくのを忘れてしまい。事前に書いたから丁度ぐらいでいいや〜って思いで向かってたので、予約時間丁度に着いたのですが、忘れたことを伝えたら快く「大丈夫ですよ」と言われインタビューシートを書かせてくれました。ありがとうございます、、、。

 

インタビューシートには、自分用か創作用かで選べたり、香りのイメージという名の推しの概念記載欄があったりします。

もちろん、私は創作用なので創作にチェックをし、香りイメージの欄には以下のこと書きました。

・男性

・20代後半

・イメージカラーはピンク

・音楽好き

厨二病

・仕事に対して一生懸命

・先輩には甘やかされるけど、後輩の前だとめちゃくちゃ男

・表では純粋で真面目な感じだけど、裏ではクズ

もうわかるでしょ。リアルなアイドルな一面と私が持つ概念のセフを組み合わせたものを作ろうとしました。

 

このインタビューシートを提出して、お兄さんと一緒に作ってもらいました。お兄さん、慣れてるんでしょうね「一緒に彼を探しましょう」って言ってくれました。オタクに優しい、、、。

ちなみにこの時、上にも記載した通り肖像権問題でお兄さんには画像を見せることはできないけど、お兄さんに見えないようにだったら個人的に見ることはできるのですが、私は億万回好きな顔を見てるので、私が好きな画像を4つ思い浮かべながら作っていきました。Twitterで私のプロフィールから「私が好きな 四選」で検索すると出てくるので、ぜひ見てみてください。ってか、見て。)

 

お兄さん、私が書いたシートを一読した後に、もっと深く知るために簡単な質問をしてきました。何個も聞かれたんですけど、印象的なのだけ書いていきます。

まず1つ目。

「季節に例えるといつですか?」

えっ、、、、、、、、、、、、、、、難しくない、、、、、、、、、、、、?

だってあの人、どの季節でもお似合いじゃん、、、。全部じゃダメ、、、?

と思いましたが、さすがにダメなのでめっちゃ悩んで「春、、、?」って答えました。秋か春かでめっちゃ迷った。春の暖かな感じも似合うけど、金木犀とかも似合うやん、、、?

次に聞かれたのは

「時間帯はいつですか?」

「夜です!」って即答しました。春と決めた時に夜桜にいる姿が想像出来たので。

3つ目は

「かっこいい、かわいい、綺麗、セクシー、ミステリアスの中でイメージに合うものを2つ選んでください」

まず、「綺麗」って答えました。これは確実なので。その次が難しくて、かっこいいと可愛いでめちゃくちゃ悩んで「可愛い、、、かな、、、?」って答えたら、お兄さんに何と悩みました?って言われたので「かっこいいとですね」って答えました。

次に聞かれたのが

「お仕事の時はギラギラな感じですか?」

さすがにこの質問聞かれた時「怖!」って思いました。だって、私、インタビューシートに“アイドル”なんて一言も記載してないので。なので、首もげるほど頷きました。「めっちゃギラギラです!ただ、素というかギラギラモード抜けると柔らかいぽわぽわした感じです」って答えました。

最後に聞かれたのは

「犬って感じですか?猫って感じですか?」

だったので、「猫です。なんなら、猫ちゃんみたいな。子猫感が強いですね」って言って、ここで質問タイムは終了しました。

正直、この質問タイムがまじで楽しくて、答えながら「私、彼女だったっけ、、、?」って錯乱する1歩手前でした。彼の好きなところは?って聞かれることはあっても、こんな深い質問されること無いじゃないですか?普段。だから、一生懸命無い記憶を思い出して答えることになるので、ちょー楽しいんですよね。

 

ここまでの質問でお兄さんが2つの香水を組みあわせたものを5個作ってくれました。

シンプルにこの情報量で作れるのすげーな、って思いました。しかもこの段階だと似たような匂いが無くてすげー!って興奮してました。

この時、お店の中に比較的甘い匂いが漂ってるから外で嗅いでみてくださいって言われるので、1度お店の中で匂い嗅いだ後、外に出て匂いを嗅ぎました。外で匂い嗅ぐと結構違いがわかるので、これかも、、、?みたいなのを5つ中2つ抜粋してお店に戻ってお兄さんに渡しました。

最初の段階だと、彼のぽわぽわした柔らかい部分が強かったので「もっとクズさを出してください」って伝えました。「柔らかさとかギラギラさはさっき伝えた通りなんですけど、その他に、ずっと一緒にいると時々この人クズかもって思わせるようなクズさで、そのクズさを見た時にやっぱりね!って思わせるような」って、凄い無理のある注文をしました。今こうやって書きながら、私すごいこと言ってるな、、、ってなってます。そんな無理そうな注文にも関わらず「わかりました!」ってめっちゃ前向きなお兄さん。ありがたすぎる。

 

ここから、さっき組み合わせたものをベースに一つだけ別のものに変えて違う匂いを編み出していきました。もちろん、ずっと嗅いでると鼻が麻痺してくるので、近くに置いてあるコーヒー豆を嗅いでリセットします。このコーヒー豆がまじで優秀で、ほんとに匂いをリセットしてくれるんですよね。

そのあと、8種類の匂いを嗅ぎました。

私が「もう少しクズさを、、、」とか「ちょっと甘すぎるかな、、、」「ここまでスパイシーさはいらないかも」とか言ってるのをちゃんと聞いてくれて、ある匂いを嗅いだ時に

 

はっ、、、、、、!?

 

ってなりました。正確に言えば、店の中で嗅いだ時は「これかも、、、?」だったのが、店の外で嗅いだら膝から崩れ落ちるんじゃないかってぐらいピッタリのが見つかって、まじで5秒ぐらい時が止まりました。ジャニアイで宇宙を堪能してるチビが「このまま時が止まればいいのに!」って言って“時計を止めて”を歌うんですけど、そんなん歌わないでこれを嗅ぎなさい!って思うぐらいは時止まりました。

お店に戻って「これです!」って言ったら、そのベースになってる香水2つを単体で嗅がせてもらいました。単体だと全然違うのに、合わせると彼の幻影が見えるんですよね。怖すぎた。

お兄さんに「彼、いましたか?」って言われたので、「いましたね、、、」って答えました。いるとかの次元じゃないな、って思いながら。

 

その後、その香水の付け方とか香りの説明を受けて、「SNS用に写真撮られますか?」って聞かれたので、撮らせてもらいました。

最後に、「紙に作ったものを吹きかけてお渡しするので、好きな色の紙を選んでください」と言われたので、色んな色の桜型をしてる紙の中からピンクのものを選んで吹きかけてもらいました。「これを手帳や財布に挟むとふんわり香るので、ぜひ」って言われたので、財布に挟ませてもらいました、、、。

 

 

会計をしてお店を出たあと、新宿駅までさっきの紙を嗅ぎながら歩きました。今思えば変なやつですよね。捕まんなくて良かった!!!

 

 

 

実は初め、概念は脳内で作れるけど、匂いの概念なんてわかんねーよな、、、って思ってたんですけど、作れました。凄い、凄すぎる。

ちなみに、1本 30ml 2400円で重ね付けなので2本購入することになるんですけど、それでも4800円なのでお手頃価格だと思います!

私にはまだ推しがあと2人いるし、メロの対象が2人もいるから、こいつら全員作りてぇ!ってなってます。

素敵なオタク活動の一環ができて満足です。

この香水は今週のエコパにちゃんと付けていきます。彼の(遊ばれてる)女になってきます。ありがとうございました。勝ち確です。(やめなさい)

 

 

最後に購入した香水を貼り付けときます。

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今度は知り合いのオタク達誘って作りに行こ。